今回は、月光デッキを使い込みながらデッキの調整を行いましたので記事にしていきたいと思います。
リミット2枠に何入れるか?
まずは、リミット枠何を入れるか問題。
候補としては、狡猾な落とし穴か局所的ハリケーン、カイトロイドあたりかなと思いました。
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狡猾な落とし穴 |
通常罠 | |
①:自分の墓地に罠カードが存在しない場合、フィールドのモンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。 |
まずは狡猾ですが、月光輪廻舞踊のトリガーを無理やり引き出せるから相性いいかと思ったけれども、結局相手に2体モンスターが並んだらそっちの除去に使ってしまうし、やはり月光デッキは相手モンスターを紅狐で攻撃力を0にしてからそいつを攻撃して勝つという勝ち筋があるので除去は微妙に相性が悪いなとデッキ調整開始10分で却下。
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局所的ハリケーン |
通常魔法 | |
①:フィールドにセットされている魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。 |
次に局所。ワンキルデッキには「局所」と言われるほど相手のバックを全て戻せるのは強い。確かにワンキルの確率は高い気がする。が、こちらが先攻の時や仕留めそこなった時逆にワンキルを食らってしまう確率がめちゃめちゃ高い。やるかやられるかの戦いになってしまうため泣く泣く諦めました。
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カイトロイド 風 ★1 |
機械族/効果 | |
ATK200/DEF400 | |
相手モンスターが直接攻撃した場合、そのダメージ計算時に、このカードを手札から捨てて発動できる。その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にする。また、相手モンスターが直接攻撃した場合、そのダメージ計算時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にする。 |
というわけでカイトロイドを採用としました。ノーガードのガラ空き状態で守れるのでワンキル防止ができ、自分のターンが回ってくれば相手のモンスターが立っているため紅狐で攻撃力を0にしてからのワンキルが取りやすい。攻守のバランスが最も良いと思いました。
初動の動きはどうすれば強いか?
デッキ構築を考える時に初動になれるカードがどれかというのは必ず考えます。
月光デッキにおいては、月光黄鼬+月光翠鳥が最高の初動です。
しかし、2種類のカードをどちらも引ける確率というのは3枚ずつ入れても22%くらいしかありません。
次点として月光黄鼬セットエンドは、そこまで強くはないし、リソースのアドを取ることが出来ません。
紅狐や白兎を引いてもそれ単体では強い初動とならないので、そこをカバー出来るカードが欲しい。
ならば、1枚で初動になれて強いカードを探そうと思って探したら犬タウルスが獣戦士族とシナジーがあるというのを見つけることが出来ました。
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犬タウルス 炎 ★3 |
獣戦士族/効果 | |
ATK1500/DEF200 | |
①:1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。手札・デッキから獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を墓地へ送り、このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで、墓地へ送ったそのモンスターのレベル×100アップする。 |
実際使ってみると、先攻で犬タウルス棒立ちエンドでもそこまで弱くはない。相手が戦闘しに来れば紅狐をデッキから落として攻撃力を0にし返り討ちにしたり、相手モンスターが守備表示にしてくれば能動的に攻撃しに行って黄鼬を落として月光融合をサーチということも出来ます。戦闘で突破されないのでそれ以外の除去手段がない相手に対して絶大なプレッシャーになりますね。
そんな感じで結構、器用にこなしてくれます。
動画紹介
戦闘で突破されないのくそ強(´・ω・`)
わんちゃん軍団 pic.twitter.com/dydsbhm0lF— 璃陽@PM15 (@riyou_games) April 17, 2020
動画のデッキ構築は下記記事に載せておきましたので参考にしてみて下さい。
おまけ―ボツになった構築
①輪廻のパーシアスや天罰などのパーミッション中心の構築
これは、青眼デッキからインスピレーションを受けて、黄鼬を捨ててカウンター罠を撃ったら月光融合のサーチができるんじゃないかと思ってやってみましたが、「効果で墓地に送られた場合」というのはコストで捨てた場合はトリガーにならないということで却下になりました。
②ネフティスの鳳凰神、炎王獣ヤクシャ、炎王の孤島を入れたネフティス混合構築
これは初動の事故が激しくて諦めました。先攻で孤島+ネフティス破壊で次ターン復活させるという初動が強いけれども、結局事故るので安定感はなかったですね。