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はい、こんにちは璃陽です。
今回は、汎用魔法カード禁じられた聖槍について記事にしていきたいと思います。
禁じられた聖槍は、ヴァルハラコーリング、セレクションボックスVol.02ミニで入手できる非常に汎用性の高い速攻魔法カードです。まずはカードテキストからおさらいしましょう。
禁じられた聖槍
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禁じられた聖槍 |
速攻魔法 | |
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。 |
基本知識として以下、遊戯王wikiから一部抜粋して引用します。
相手モンスターに使用して戦闘補助としたり、自分のモンスターに使用して相手の魔法・罠カードの妨害を回避できる便利なカード。
《収縮》や《突進》等と同様にダメージステップに発動でき、奇襲性も高い。
■「効果を受けない」について。
効果処理時以降、ターン終了時まであらゆる魔法・罠カードの効果を受けなくなる。
■発動について。
・攻撃力800未満のモンスターも対象にすることができる。
・ステータス増減の効果を含むためダメージステップ(ダメージ計算前(リバース後)までのタイミング)でも発動できる。
■永続魔法、永続罠、装備魔法等の効果も効果処理時以降影響がなくなる。
■そのモンスターがフィールド上で存在する限り、通常魔法・通常罠、カウンター罠などの効果は受けない。
・自身をリリースして等効果処理時にフィールドを離れていると「効果を受けない」状態は解除される。(例えばカウンター罠による無効化が有効)
・裏側表示にされてもこの「効果を受けない」状態は解除される。
■対象に取れなくする効果ではない。
・装備魔法等を装備することは可能。
■魔法・罠カードのコストには使用できる。
■このカードの適用以前に受けた通常魔法・速攻魔法の効果を打ち消すことはできない。
・《収縮》など攻撃力増減のキャンセルや《リミッター解除》のエンドフェイズの自壊のキャンセル等。
■罠モンスターに発動した場合、《サンダー・ブレイク》や《サイクロン》などで、罠カードのほうを破壊する効果を受けない。
ダメージステップに攻撃力を800下げるコンバットトリック
攻撃力を増減する速攻魔法ということでダメージステップに使用することが出来ます。これにより、攻撃力で負けているモンスターでも800までの差であればひっくり返し戦闘破壊を狙うことが出来ます。また、相手ライフが残り僅かの場合このカードにより計算を狂わせフィニッシュカードにもなり得ますね。
相手の妨害型魔法・罠にチェーンしてモンスターを守る
底なし落とし穴、デモンズチェーン、黒の魔導陣ほか魔法・罠であれば後出しチェーンすれば効果を受けない状態に(天罰などのカウンター罠はスペルスピード3なので聖槍でチェーンを組めない点に注意)することが出来ます。注意が必要なのは、聖槍にチェーンされた魔法・罠は発動順の関係で無効に出来ないという点です。例として(相手)底なし落とし穴→(自分)禁じられた聖槍→(相手)底なし落とし穴でモンスターは裏側表示になってしまいます。
魔法・罠からモンスターを守ることができるため、シンクロ召喚を主体としたり剣闘獣、妖仙獣といったモンスターを除去されると厳しいデッキには良く採用されますね。
特定の相手モンスターに使い展開を阻止する
アレイスターが場に出ている時、召喚魔術にチェーンして、アレイスターに聖槍を撃つ
→結果:場のアレイスターを素材に使えなくなるため、手札融合出来なければ召喚魔術は不発に終わります。
マスクチェンジにチェーンして、対象モンスターに聖槍を撃つ
→結果:マスクチェンジの効果が不発に終わり、EXデッキからM・HEROが出てきません。
黒い旋風があるとき、BFモンスターの召喚に聖槍を撃つ
→結果:攻撃力が800下がるためサーチ先の選択肢が減ります。
今の環境に絞ってもこのくらい幅広くさまざまな用途で使えるカードですね。
本日はここまで!バイバイ!