目次
はじめに

はいこんばんは璃陽です。今回は、僕のレッドアイズデッキの師匠まちのすけさんにインタビューを行ってきましたので紹介したいと思います。

どうもまちのすけです。初代レッドアイズキングで元巓隊創設者です。レッドアイズを愛しています。今回は弟子の璃陽くんにインタビューされたから答えてみました!
レッドアイズを使い続ける理由
真紅眼を使い続ける理由は、単純に好きなテーマなんですよね。
「青き眼の竜は勝利をもたらすが、紅き眼の竜がもたらすのは勝利にあらず、可能性である。」ってな!
大体のテーマとは違って関連性がバラバラで単体だと正直弱いんですけど、色んなカードを組み合わせることで展開力を向上させられるから、それを考える構築という過程が楽しい訳です。
また、勝てて当たり前、強いと分かってるデッキを使って勝った所で、達成感も楽しさの欠片も無いと思うから敢えて環境デッキを作らないで、好きな真紅眼を握ってます。
無所属杯で結果を残した構築について
この構築が無所属杯で主に使用していたデッキです。無所属杯はデッキが4つまで提出可能だったので、これとは別に、局所的ハリケーンとコズミックを極振りした構築と、巨神竜の遺跡を採用したワンキルデッカー対策の構築も出してます。

まちのすけ師匠は直近の無所属杯で準優勝という見事な成績を収めてましたね。では、メインで使用していた上記の構築について採用札の理由などについて語ってもらいましょう。
ガイアオリジンについて
ガイアオリジンはスラッシュの素材ですが、バトルステップに相手の打点を元に戻す効果があります。不意打ちの炎王アレイスターのプルガトリオや月光の月光舞猫姫などによるワンキルを阻止できる札として採用しました。
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暗黒騎士ガイアオリジン 地 ★4 |
戦士族/効果 | |
ATK1600/DEF1200 | |
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札からレベル5以上のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:戦士族モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは2体分のリリースにできる。③:自分・相手のバトルフェイズに、墓地のこのカードを除外し、元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力は元々の数値になる。 |
DDクロウと因果切断について
DDクロウと因果切断は相手ターンの展開妨害用ですね。クロウは聖騎士や青眼、炎王のような墓地を使うテーマに結構刺さりました。
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D.D.クロウ 光 ★1 |
鳥獣族/効果 | |
ATK100/DEF100 | |
①:このカードを手札から墓地へ捨て、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。 |
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因果切断 |
通常罠 | |
手札を1枚捨てて発動できる。相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択してゲームから除外する。この効果によって除外したモンスターと同名のカードが相手の墓地に存在する場合、さらにその同名カードを全てゲームから除外する。 |
黒鋼竜が3枚の理由とエネコンについて
黒鋼竜3枚の理由は、スラッシュドラゴンに装備することで因果切断や、青眼の亜白龍などの対象効果をできるだけ無効にしたいので、なるべく初手で引きたいんですよね。
先攻を取った場合、黒鋼竜がなければメテオブラックドラゴン棒立ちで出してるんですけど、黒鋼竜がある場合は、スラッシュに装備します。バトルフェイズで攻撃しないと装備出来ないという先攻でのスラッシュの欠点を補えるから手札にあると強いんですよ。また、先攻後攻関係なく装備するだけでアドが取れるので単純に強いカードだと思ってます。
また、スラッシュのコストとして利用するだけでなく、相手がデスぺデッキの時ミスジャッジや炎王デッキのガネーシャに対しても、黒鋼竜を装備する効果を使うことで回避できます。このカードにはターン制限がないので、手札にある限り何度でも効果が使えるというのもポイントになります。
また、後攻でエネコンと併用することでワンキルも狙えるからエネコンも2枚採用しています。
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黒鋼竜 闇 ★1 |
ドラゴン族/効果 | |
ATK600/DEF600 | |
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのモンスターを攻撃力600アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「レッドアイズ」カード1枚を手札に加える。 |
真紅眼の幼竜とギアフリード
真紅眼の幼竜は、基本的にレッドアイズスピリッツとセットで使います。融合体の着地に因果撃たれると真紅眼デッキは動けないので、スピリッツで幼竜を構えて真紅眼ギアフリードに繋げる形です。幼竜は戦闘破壊されると、レッドアイズモンスターをリクルート出来るんですよ。状況によっては、幼竜からの幼竜で耐えたり、ギアフリードでのバック干渉や蘇生による展開など色々な動きが可能なんです。
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真紅眼の幼竜 闇 ★3 |
ドラゴン族/効果 | |
ATK1200/DEF700 | |
①:このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。デッキからレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚し、墓地のこのカードを攻撃力300アップの装備カード扱いとして、そのモンスターに装備する。②:モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から、ドラゴン族・レベル1モンスター1体を選んで手札に加える。 |
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レッドアイズ・スピリッツ |
通常罠 | |
①:自分の墓地の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 |
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真紅眼の鉄騎士―ギア・フリード 闇 ★4 |
戦士族/効果 | |
ATK1800/DEF1600 | |
①:1ターンに1度、このカードに装備カードが装備された場合に発動できる。その装備カードを破壊する。その後、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。②:1ターンに1度、このカードに装備されている自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送り、自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 |
真紅眼の遡刻竜について
遡刻竜は、サンドラデッキのレヴィオニアや、サイバーデッキのオーバーフロー、炎王のガルドニクスなどの破壊除去に対して壁となって支えてくれるし、同じくレベル4のギアフリードとで容易にランク4エクシーズに繋げられるので便利かと思い採用しました。
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真紅眼の遡刻竜 闇 ★4 |
ドラゴン族/効果 | |
ATK1700/DEF1600 | |
①:自分フィールドのレベル7以下の「レッドアイズ」モンスターが相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊され自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚し、可能な限りその破壊されたモンスターを破壊された時と同じ表示形式で特殊召喚する。②:このカードをリリースして発動できる。このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「レッドアイズ」モンスター1体を召喚できる。 |
メテオブラックドラゴンとメテオドラゴンについて
真紅眼融合から出せるメテオブラックドラゴンは打点3500のバニラで効果を何も持たないモンスターですが、効果を持たない故に神属の堕天使やデモンズチェーンなどの効果無効カードに引っかからない、青眼の白龍をも超える打点で戦闘で確実に処理できるエースモンスターとして採用してます。また、その素材であるメテオドラゴンがバニラ星6の為、レッドアイズインサイトからコストとして星6エビルデーモンを墓地に落とし、真紅眼の鎧旋で蘇生する等の展開でランク6エクシーズが容易に作れるので最適かと思いました。
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メテオ・ブラック・ドラゴン 炎 ★8 |
ドラゴン族/融合 | |
ATK3500/DEF2000 | |
「真紅眼の黒竜」+「メテオ・ドラゴン」 |
真紅眼の凶星竜、鎧旋、ヘッドジャッジング
凶星竜は、真紅眼モンスターに戦闘、効果破壊耐性を付与できるため、今の環境では実用性が高いと見たからです。そしてそれら星6をエクシーズに繋げるためのギアフリードの蘇生効果だったり、鎧旋ですね。あとは僕自身、城之内リスペクトかつ最も好きなカード、コインを振る『時の魔術師』の代用として同じくコイントスカードであるヘッドジャッジングを採用しました。
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真紅眼の凶星竜―メテオ・ドラゴン 闇 ★6 |
ドラゴン族/デュアル/効果 | |
ATK1800/DEF2000 | |
①:このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。②:フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。 ●このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカード以外の自分フィールドの「レッドアイズ」モンスターは戦闘・効果では破壊されない。 |
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真紅眼の鎧旋 |
永続罠 | |
「真紅眼の鎧旋」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに「レッドアイズ」モンスターが存在する場合、自分の墓地の通常モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合、自分の墓地の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 |
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ヘッド・ジャッジング |
永続罠 | |
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分または相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時に発動できる。発動したそのプレイヤーはコイントスを1回行い、裏表を当てる。当たった場合、このカードは墓地へ送られる。ハズレの場合、その発動を無効にし、そのモンスターのコントロールをそのプレイヤーから見て相手に移す。 |
スキルの採用について
元々真紅眼は事故率が高いデッキなので、昔はキースのスリカエを愛用していたのですが、どっかのネオスのせいで規制されて使いづらくなったんです。
手札に黒竜やギアフリードがあると、展開すらできないので、それらを戻す必要があるんですよね。
ドラゴニックフュージョンのスキルで手札戻して龍の鏡持ってこれるので一応事故率は減ります。
デュエル開始時に自分のデッキに「龍の鏡」を1枚追加する。さらに、自分のエクストラデッキに「F・G・D」が1枚追加される。
また、自分のライフポイントが1500減った後に1度だけ使用できる。自分の手札を1枚デッキに戻し、「龍の鏡」をデッキから手札に加える。
スリカエほどの速攻性はないですけど、トレミスで融合体(メテブラやスラッシュ)を墓地からEXデッキに戻した後に龍の鏡で再び出すこともできるし、展開力の高い真紅眼だと簡単にFGDも出せるのでこのスキルにしてる感じです。
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龍の鏡 |
通常魔法 | |
①:自分のフィールド・墓地から、ドラゴン族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 |
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F・G・D 闇 ★12 |
ドラゴン族/融合/効果 | |
ATK5000/DEF5000 | |
ドラゴン族モンスター×5 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。①:このカードは闇・地・水・炎・風属性モンスターとの戦闘では破壊されない。 |
デッキレシピ紹介
まちのすけデッキ | 2021.02 |
カード名 | 枚数 |
暗黒騎士ガイアオリジン | 1 |
真紅眼の鉄騎士ギア・フリード | 1 |
DDクロウ | 1 |
黒鋼竜 | 3 |
真紅眼の凶雷皇エビル・デーモン | 1 |
真紅眼の凶星竜メテオ・ドラゴン | 1 |
真紅眼の遡刻竜 | 1 |
真紅眼の幼竜 | 2 |
真紅眼の黒竜 | 2 |
メテオ・ドラゴン | 1 |
真紅眼融合 | 3 |
レッドアイズ・インサイト | 3 |
エネミーコントローラー | 2 |
ヘッド・ジャッジング | 1 |
因果切断 | 2 |
レッドアイズ・スピリッツ | 1 |
真紅眼の鎧旋 | 1 |
メテオ・ブラック・ドラゴン | 1 |
真紅眼の黒刃竜 | 1 |
セイクリッド・トレミスM7 | 1 |
深淵に潜む者 | 1 |
フォトン・ストリーク・バウンサー | 1 |
No70デッドリー・シン | 1 |
ソードブレイカー | 1 |
動画紹介
おわりに

まちのすけ師匠、こと細かな説明本当にありがとうございました。真紅眼の深さをより知れたような気がします。
最後になりましたが、今の環境についての一言と今後の課題についてお願いします。

今の環境についての一言は、、、因果やめろ。
今後の課題については、これだけの環境を見据えた構築の為、よく事故る点ですかね。